Reliance(リライアンス)は本当に稼げる?投資グループの実態・アプリの評判・詐欺口コミ

副業

こんにちは!長野芽衣です!

Reliance(リライアンス)という投資グループが提供する投資アプリについて、深刻な懸念が各所から報告されています。

「毎週17万円の配当」「半永久的に稼げる非公開システム」といった甘い誘い文句で参加者を募っているこの投資案件ですが、調査を進めるほど危険な実態が浮き彫りになってきました。

実在企業を悪用したなりすまし詐欺の疑い

Reliance(リライアンス)は、アメリカの実在する大手企業「Reliance, Inc.」の信用を悪用した極めて悪質な手口を用いている可能性が非常に高いです。

特定商取引法に記載された住所「590 Madison Ave, New York」は、実際のReliance, Inc.の本社所在地「Pasadena, CA」とは全く異なる虚偽の情報です。

さらに深刻なのは、アメリカに本社があると主張しながら、連絡先が日本のフリーダイヤル「0120-983-984」となっている点です。

このような不整合な情報は、明らかに参加者を欺くために意図的に作成されたものであり、実体のない架空の企業が正当な投資会社を装っている証拠と言えるでしょう。

投資内容が最後まで不明という致命的な問題

最も警戒すべき点は、参加費用を支払う直前になっても、具体的な投資内容が一切明かされないことです。

「富裕層向けの非公開システム」「高精度な情報による高成功率」といった曖昧な表現で投資者を誘導しながら、実際に何に投資するのか、どのような仕組みで利益を生み出すのかについて具体的な説明は皆無です。

株式投資なのか、FXなのか、暗号資産なのか、それとも全く別の金融商品なのかすら分からない状況で資金を預けるのは、極めて危険なギャンブル行為に等しいと言わざるを得ません。

正当な投資サービスであれば、投資対象や運用手法について詳細な説明があって然るべきですが、この点で完全に欠如しているのは重大な欠陥です。

高額な初期費用と疑わしい返金保証

Relianceのトライアル投資では、ライト5,000円、ベーシック10,000円、デラックス30,000円という初期費用が設定されています。

「5営業日以内で配当が手に入らなかった場合、すべての金額を翌日にすべてお返しします」という返金保証が謳われていますが、この手の保証が実際に履行された事例は極めて稀です。

返金請求の手続きや連絡先についても不透明な部分が多く、実際に返金を求めた場合でも「契約違反」「利用規約に反する」といった理由で拒否される可能性が高いと考えられます。

そもそも運営実態が不明確な企業に対して返金請求を行うことの困難さを考慮すると、この返金保証は参加者を安心させるための虚偽の表示に過ぎない可能性があります。

LINE誘導による情報遮断と心理的圧迫

Relianceの勧誘手法で特に悪質なのは、複数のLINEアカウントを使い分けて参加者を段階的に誘導していく点です。

最初に「お客様サポート室」というアカウントに登録させ、その後「Reメンバーズ」という別のアカウントへと誘導される仕組みになっています。

このような多段階のLINE誘導は、参加者を外部からの情報遮断された環境に追い込み、冷静な判断を困難にする意図があると考えられます。

さらに「24時間以内に登録しないと特典が消失」「残り3名のみ」といった煽り文句を連日送り続けることで、心理的な圧迫感を与え続ける悪質な手法が確認されています。

自作自演の口コミによる印象操作

インターネット上でRelianceに関する口コミを調査したところ、明らかに不自然な投稿パターンが多数発見されています。

Yahoo!知恵袋では、質問投稿からわずか3分後に詳細で好意的な回答が投稿されるという、常識的に考えて不可能なタイミングでの応答が確認されました。

質問者と回答者の文体や表現方法が酷似していることからも、同一人物または関係者による自作自演の可能性が極めて高いと判断されます。

さらに「顧問弁護士による法的措置」を匂わせる脅迫的な投稿も見られ、批判的な声を封じ込めようとする意図が明確に現れています。

金融庁未登録の違法営業の可能性

日本国内で投資サービスを提供するには、金融庁への登録が法律で義務付けられていますが、Relianceに関してはこの登録が確認されていません。

無登録での金融商品取引業は金融商品取引法違反にあたる重大な犯罪行為であり、このような業者との取引は参加者にとって法的リスクも伴います。

また、海外企業を装っていても、日本居住者に向けてサービスを提供する場合は日本の法律が適用されるため、無登録営業の違法性は免れません。

正当な投資サービス提供業者であれば、必ず金融庁の登録を受けているはずですが、この基本的な要件を満たしていない時点で信頼に値しない業者と言えるでしょう。

個人情報悪用と二次被害のリスク

Relianceに登録することで最も懸念される問題の一つが、個人情報の悪用リスクです。

名前、住所、電話番号、メールアドレス、さらには銀行口座情報まで提供してしまった場合、これらの情報が他の詐欺業者に売却される可能性があります。

一度流出した個人情報は完全に回収することが不可能であり、長期間にわたって様々な投資詐欺や副業詐欺の標的となるリスクが続くことになります。

特に金融関連の個人情報は高値で取引されるため、Relianceのような怪しい業者に情報を渡すことは、将来的な被害拡大の原因となる可能性が高いです。

まとめとして、Reliance(リライアンス)の投資案件は、実在企業のなりすまし、投資内容の不透明性、違法営業の疑い、自作自演の口コミなど、あらゆる面で危険な要素が満載です。

「簡単に高収入」という甘い言葉に惑わされることなく、冷静な判断を心がけることが自身の財産と安全を守る最も重要な方法と言えるでしょう。

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