株式会社アストラ「選ぶがお金に」は副業詐欺?口コミ・評判の信憑性を徹底検証

副業

こんにちは!長野芽衣です!

株式会社アストラが展開する副業「選ぶがお金に」について徹底調査を行ったところ、極めて危険性の高い案件であることが判明しました。

甘い言葉で誘う危険なビジネスモデル

株式会社アストラの「選ぶがお金に」は、「海が好き?」「山が好き?」といった簡単な2択の質問に回答するだけで報酬が発生するとされる副業です。

ランディングページでは「日給3万円~5万円が稼げる」「全員もらえる3万円キャンペーン実施中」といった魅力的なキャッチフレーズが並んでいます。

しかし、このような労力に見合わない高額報酬を謳う副業は、典型的な詐欺案件の手口そのものです。

大手企業が本当にこのような簡単な質問のためだけに高額な対価を支払うという設定は、現実味が全くありません。

運営会社の実態に重大な疑念

特定商取引法に基づく表記を確認すると、運営会社は株式会社アストラとなっており、代表者は加藤洸希氏となっています。

しかし、国税庁の法人番号公表サイトで確認したところ、この会社の法人番号指定を受けたのは令和7年4月7日で、設立からわずか半年程度しか経過していない新設法人であることが判明しています。

設立間もない会社が「RAKU WORKで最高評価を受賞」「業界No.1」といった実績を誇るのは明らかに不自然であり、これらの表彰や評価自体が虚偽である可能性が濃厚です。

また、所在地も決して広いオフィスではないため、適切なサポート体制が整っているかも疑問視されます。

高額サポート費用による金銭被害の危険性

実際に「選ぶがお金に」のLINEアカウントに登録して検証を進めると、最初は500円(通常価格1,980円)の「スタートブック」購入を求められます。

この安価な電子書籍は単なる入口に過ぎず、購入後には担当者から電話がかかってきて、20万円から300万円という高額なサポートプランの勧誘が始まります。

スタートブックの内容は、インターネットで調べれば簡単に分かる初歩的な情報しか記載されておらず、実際に稼ぐためには高額サポートが必要だと説明されるのです。

さらに深刻なのは、高額サポートに申し込んだ後、実際の稼ぎ方が広告とは全く異なる「インフルエンサーマーケティング」であることが判明する点です。

「選ぶだけで稼げる」という宣伝は完全な虚偽であり、実際には複雑なマーケティング業務を行う必要があります。

口コミや評判の不自然な操作

「選ぶがお金に」について口コミや評判を調査したところ、肯定的な意見は一切見つかりませんでした。

唯一発見されたのは「楽だけどズルくない副業」というタイトルでアメブロに投稿された記事のみですが、これは明らかに業者が作成したステルスマーケティング記事です。

投稿されているのは株式会社アストラに関する記事のみで、実際の利用者による投稿ではないことは明白です。

本当に稼げる優良な副業であれば、成功体験や具体的な実績について多数の口コミが存在するはずですが、それが全く見当たらないという事実は、この案件の危険性を如実に物語っています。

特商法表記に隠された巧妙な罠

特定商取引法に基づく表記をよく読むと、「全員もらえる3万円キャンペーン」には重大な条件が隠されていることが分かります。

実際には「電子書籍受け渡し後30日以内に12万円以上の収益が確定した場合のみ」という条件付きであり、素人が30日で12万円を稼ぐのは極めて困難です。

さらに「収益保証」についても、実際には稼げなかった場合に電子書籍代の500円のみを返金するという内容で、高額サポート費用は対象外となっています。

つまり、高額な費用を支払った後に稼げなくても、500円以外は一切返金されないという極めて悪質な仕組みが構築されているのです。

詐欺被害防止のための重要な警告

以上の調査結果から、株式会社アストラの「選ぶがお金に」は以下の深刻な問題を抱えた危険な案件であることが明らかになりました。

・設立間もない会社による虚偽の実績アピール

・広告内容と実際の業務内容の完全な乖離

・高額サポート費用による金銭被害のリスク

・操作された口コミによる信頼性の偽装

・返金保証の対象外となる巧妙な契約条件

このような悪質な副業案件に関わることで、大切な時間とお金を失うだけでなく、深刻な金銭トラブルに巻き込まれる可能性があります。

「簡単に稼げる」「選ぶだけで高収入」といった甘い誘惑に惑わされることなく、株式会社アストラの「選ぶがお金に」のような不透明な副業案件には絶対に近づかないことを強く推奨します。

真面目に副業を検討している方は、運営実績が明確で業務内容が具体的に説明されている案件のみを検討し、怪しい点が少しでもあれば関わらない判断をすることが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました