今回ご紹介するのは現金自動販売機というサービスです。
見るからに怪しそうなネーミングとなっているこのサービスでは、毎日3万円の現金が得られるような案内があります。
とても現実的な話とは思えない内容のため、「これは流石に詐欺なのでは?」と感じる方も多いかと思います。
そこで本記事では、この現金自動販売機というサービスの実態について調査してみました。気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
現金自動販売機とは?
そもそも現金自動販売機とは何なのかを知りたいと思い、ランディングページ(LP)をチェックしましたが、記載内容は下記ですべてです。

あまりに雑すぎますね。。
何の説明もないまま受け取りへと誘導されています。
「現金自動販売機」というのは、自動でお金をもらえるということの例えなのでしょうか。そもそも”現金”を”販売する”というのはかなり無理のある話ですよね。
適当につけたサービス名なのかもしれないですが、あまりに適当すぎるような気もします。
特定商取引法に基づく表記
せめて特定商取引法に基づく表記で運営について確認しようと思いましたが、用意がされていません。
特定商取引法に基づく表記とは・・・
消費者を守るための法律です。対象となる事業者側は消費者に対して、運営者名・連絡先・住所などを公開する必要があります。不当な勧誘行為の禁止を1つの目的として、義務付けられています。
現金自動販売機は不当な勧誘である可能性が高く、違法のサービスであるということになります。とてもまともなサービスではないでしょう。特定を避けるために運営者情報について明かしていない可能性も高いです。
現金自動販売機を受け取ってみる
LPをこれ以上見ても分かることがないため、実際に受け取りへと進んでみました。

LPにある上記のボタンをクリックすると、申し込み画面へ移ります。

まずはメールアドレスを入力するようです。
商品価格については、間違いなく”無料”と記載がありますね。

メールアドレスの登録が完了すると、上記のような画面へ移りました。
どうやら次はLINE登録が必要となるようですね。

登録するアカウントは上記で、追加後は次のような案内が届きました。

もう一つのLINEを登録する必要があるとのこと。

なぜLINEを2つに分けているのか謎ですね。。
追加後は次のような案内がありました。

内容を確認してみると、下記のようなページに繋がります。

ページには抽選フォームがあり、こちらが当選することで受け取りができるようです。
抽選フォームを入力して翌日の20時になると、次のような案内が届きました。

当選したとのことですが、おそらく全員にこの案内を送っているのでしょう。
そしてLPでは確実に”無料”と記載がありましたが、今回は”販売ページ”という案内があります。いつの間にか話がすり変わっていますね。
そして実際販売ページを確認してみると・・・

そもそも商品についての詳細すらよくわからない状態で、このように金額を請求してきています。
これは詐欺とも呼べるような内容ですね。。
実際に現金自動販売機が存在するのかもかなり怪しい上、どこの誰が運営しているかもわからない状態です。
ということで、現金自動販売機には有料の商材がありました。
現金自動販売機は無料と言いながら有料商材を勧めてくる
調査の結果、現金自動販売機にはバックエンド商材があることが判明しました。
申し込み時には確かに無料という表記がありましたが、完全に嘘です。
最終的にはお金を要求してくるような案件なので、危険性はかなり高いですね。
販売される商材についても中身が不透明なままで、そもそもどのような商材が手に入るのかわかりません。ただただ毎日◯万円稼げるといった話を強調するばかりです。稼げる可能性は限りなく低いと思われるので、購入は控えておきましょう。
現金自動販売機に関する口コミ・評判は悪い
現金自動販売機に関する口コミは決して多くないですが、やはりいくつか悪い評判が目立っています。
- 内容がいっさい不明な悪質案件
- 運営実態が掴めない
- 稼げない可能性が非常に高い
本記事での調査結果とも一致しているため、ほぼ間違いなく信用できないサービスと言えます。運営実態が掴めないということは、万が一詐欺でも特定できない可能性があるということです。そのため試しに購入するなどはお勧めできず、そもそも利用を控えておくべきでしょう。
現金自動販売機はお金がかかる上に稼げない
いかがだったでしょうか。
現金自動販売機は詐欺とも呼べるような悪質案件となっているため、利用はおすすめできません。商材の料金を支払ったところでどのような商材が手に入るのかも不明ですし、そもそも何も貰えない可能性すらあります。
法律にも違反しているようなサービスでお金が稼げることはないため、「毎日3万円」といった内容には期待しない方が良いでしょう。無駄なお金を使わないためにも、くれぐれもご注意ください。
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