こんにちは!長野芽衣です!
仮想通貨取引所の中でも海外拠点を置くMEXCは、多くの利用者を抱えていますが、その安全性や信頼性については様々な疑問が取り沙汰されています。
特に日本の金融庁から複数回にわたる警告を受けていることから、「利用は危険なのか」「詐欺案件に近いのか」という不安の声が広まっています。
今回はMEXCの警告内容や実際の口コミを基に、その実態と安全性について多角的に検証しました。
MEXCとはどのような取引所か
シンガポールに拠点を置く海外仮想通貨取引所
MEXCは海外に法人を置き、世界中にユーザーを抱える仮想通貨取引所です。
日本の金融庁の管轄外であるため、国内の登録はされておらず、これが法的な問題視の根源となっています。
金融庁から受けた警告の経緯
2023年と2024年に金融庁から、「無登録で暗号資産交換業を行う者」として2度にわたり公式の警告が発せられています。
日本市場に対し無許可でサービスを提供しているため、金融庁はMEXCに対して強い注意喚起を行いました。
金融庁の警告は利用者にどのような影響を与えるのか
日本人の利用は禁止されていない事実
金融庁の警告はあくまで「無登録業者」としての警告であり、個人がMEXCを利用すること自体を禁止するものではありません。
実際に日本の利用者は多く、口座開設や取引も継続されています。
利用自体は自己責任で行う必要がある
ただし、日本の法整備外であるため、国内取引所のような保護は一切ありません。
トラブルや出金問題が起きても補償や対応が期待できず、全てが利用者の自己責任となるのが現状です。
MEXCの利用に関する口コミと評判
やばいトラブル事例の報告も
ネットでは「出金処理が遅延する」「サポートが全く機能しない」といったトラブル報告が散見されます。
また、詐欺的な手口に近い運営姿勢や説明不足を批判する意見も多く、安全面での不安が根強いです。
一方でサービスの利便性を評価する声も
逆に多くの仮想通貨銘柄を扱い、高レバレッジ取引ができるメリットもあり、一定の支持を集めているのも事実です。
しかしリスクの高さは常に念頭に置くべきポイントです。
MEXCの使用で注意すべきポイント
日本円での直接取引ができないこと
MEXCでは日本円建てでの取引ができず、一度国内取引所で仮想通貨へ交換してから入金しなければなりません。
この手続きの面倒さや送金による手数料増加はデメリットとして挙げられます。
海外拠点のため法的保護が薄い
何らかのトラブル発生時に国内法での救済が難しく、利用者が泣き寝入りしやすいリスクが高いことは大きな不安材料です。
高い市場ボラティリティと流動性リスク
多くの通貨が取引されますが、流動性の低い銘柄は売買が困難になる場合もあり、不測の損失につながる怖れがあります。
特定商取引法の視点からの問題点
無登録業者によるサービス提供のリスク
日本の法令に則っていないことから、契約内容や利用規約が日本の消費者保護の視点で不足しているケースもあります。
利用者に対する情報提供が十分でない点は、消費者側の不利益を誘発する要因といえます。
金融庁警告を無視した営業形態
繰り返し警告を受けながらも、日本市場での営業を継続しており、信頼性という面では大きな課題を抱えています。
まとめ:MEXCは危険と認識したうえでの利用が望ましい
金融庁の警告を受けていること、そして日本の法管轄外のリスクを踏まえると、MEXCを利用することは決して安全とは言えません。
トラブルにあった際の救済手段がほぼなく、全て自己責任となるため、初心者やリスクに敏感な方にはおすすめできません。
ただし、多数の仮想通貨銘柄や高レバレッジを利用したい中上級者にとっては一定の魅力はあります。
利用する場合は慎重に情報収集し、自身のリスク許容度を超えない範囲内で活用することが必須です。
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